コメ稼ぎチェッカーTwitchチャット分析

コメ稼ぎ判定の仕組み

このサイトが「実質コメント」と「コメ稼ぎ」をどう分けているのか、 使っているルールと数値基準を全部書き出しました。納得できない基準は、 収録済みアーカイブの詳細画面でその場で変更できます。

いま収録しているデータ

2026年10月3日時点で、以下を集計しています。毎日朝6時(日本時間)に更新しています。

配信者69,661 チャンネル
アーカイブ564,081 本(1,895,950 時間)
チャット総数194,696,489 件
うち実質コメント148,218,792 件(76.1%)
うちコメ稼ぎ46,477,697 件(23.9%)
書き込んだ人934,362 人
ゲーム・カテゴリ1,934 種類

基本の考え方

判定は1コメントずつ、9つのルールを上から順に当てはめるだけの、 ごく単純な仕組みです。機械学習も、内容の善し悪しの判断も入っていません。 「同じものが何度も流れているか」「情報量がほとんどないか」という、 形の上で分かることだけを見ています。

どれか1つに当てはまったらそこで打ち切り、残りのルールは見ません。 だから1件のコメントに付く理由は必ず1つです。 どれにも当てはまらなかったものが実質コメントになります。

順番が結果を変えます。 たとえば「wwww」は「文字の連打」でもあり「2文字を超える短文ではない」わけでもありますが、 先に来る「文字の連打」で確定します。 集計の内訳を読むときは、この優先順位を前提にしてください。

9つの判定ルール

上にあるものほど先に判定されます。

1. エモートのみ

Twitchのエモート(スタンプ)だけで、文字が1つも添えられていない投稿です。 BigSad PogChamp LUL LUL LUL のような形。

エモートは1つ送るのも10個並べるのも手間が変わらないため、盛り上がった瞬間に 同じものが大量に流れます。チャンネル独自のエモートが多いチャンネルほど、この区分が膨らみます。 「〇〇w」のように文字が付いていれば対象外で、実質コメントとして残ります。

2. 同じ文字の連打

ほぼ同じ文字だけでできている投稿です。 wwwwwwww 88888888 ーーーーー !!!!!! のようなもの。

笑い・拍手・驚きを表す反応で、日本語圏のチャットではとても多く見られます。 文字数がいくら長くても、伝えている情報は「笑った」の一語ぶんなので、まとめて1区分にしています。

3. 繰り返しコピペ

同じ文が3回以上つながっている長文です。 おめでとうおめでとうおめでとう… のように、 1つの文言を繰り返して長くしたもの。

1回だけなら普通のコメントですが、繰り返して字数を稼いでいるものは 「1回ぶんの発言」として扱うのが実態に近いと考えています。

4. 記号・絵文字のみ

文字(かな・漢字・アルファベット・数字)を1つも含まない投稿です。 👏👏👏 … →→→ など。

絵文字だけの反応も、エモートと同じく瞬間的に大量投稿されやすい形です。 1文字でも文字が混じっていれば対象外になります。

5. 短すぎるコメント

初期設定では2文字以下の投稿です。 草 w は? ok のようなもの。

この基準がいちばん議論の余地があります。 「は?」も「ok」も、文脈の中では立派な受け答えだからです。 それでも既定で除いているのは、これらが会話の応答としてより、 流れに合わせた反射的な反応として大量に投稿される場面が圧倒的に多いためです。

納得できない場合は、収録済みアーカイブの詳細画面で 1文字〜12文字の範囲に変更するか、この区分自体をオフにできます。

6. 定型スタンプ語

あらかじめ登録された約60語の決まり文句と完全に一致する投稿です。 草 乙 おつ うぽつ かわいい それな ナイス やばい 888 gg といった語です。

5番の文字数だけでは拾えない、3文字以上の決まり文句を捕まえるためのルールです。 比較のときに配信者ごとの差が出ないよう、全チャンネルで同じ語リストを使っています。 リストの中身は収録済みアーカイブの詳細画面で自由に足し引きできます。

7. 高頻度の定型文

その配信の中で同じ文言が100回以上投稿されていたものです。

これは6番のリストでは追いつかない、そのチャンネル固有の掛け声を拾うためのルールです。 チャンネルごとに流行っている言い回しは違いますし、時期によっても変わります。 あらかじめ全部を登録しておくことはできないので、 「そのチャンネルで何度も流れているもの」という形で機械的に見つけています。

チャンネル分析の「テンプレの流行り廃り」は、まさにこのルールが拾った文言を並べたものです。 何が定型として扱われたかは、そこで確認できます。

8. 同じ人の重複連投

同じ人が、同じ文言を、120秒以内にもう一度投稿したものです。2回目以降が対象になります。

ここまでのルールは「何が書かれたか」だけを見ていましたが、 これは「誰がいつ書いたか」まで見る唯一のルールです。 1回目は普通のコメントとして残り、直後の繰り返しだけが除かれます。

9. BOT・コマンド

Nightbot・StreamElements・Moobot・Streamlabs・Fossabot・WizeBot などの 既知のBOTアカウントによる投稿と、「!」で始まるコマンド投稿です。

視聴者ランキングを見ると分かりますが、書き込み数の1位はNightbotで、 20万件以上を投稿しています。人間の発言と混ぜて数えると全体の順位が歪むため、 BOTには印を付けて分けています。

なお9番だけは、他のルールより先に適用されます。 BOTの発言が「短すぎるコメント」に分類されてしまうと、 内訳を見たときにBOTの量が分からなくなるためです。

判定しないもの

この判定が間違える場面

ルールが単純なぶん、確実に取りこぼしと取りすぎが起きます。主なものを挙げます。

実質なのに除かれてしまうもの
「うん」「そう」「無理」のような短くて意味のある返事は、5番で除かれます。 会話のテンポが速いチャンネルほど、この取りすぎが増える方向に働きます。
コメ稼ぎなのに残ってしまうもの
毎回少しずつ言い回しを変えている定型文は、7番の「同じ文言」に当たらないため素通りします。 絵文字や記号を1つ挟んだだけでも別の文言と見なされます。
チャンネルによって当たり外れが違う
独自エモートが多いチャンネルは1番で大きく削られ、 長めの文章で会話する文化のチャンネルはほとんど削られません。 コメ稼ぎ率をチャンネル間で直接比べるときは、この差を頭に入れてください。
新しく登録されたBOTは人間として数えられる
9番のBOT一覧は手で管理しているため、新顔のBOTは検知できません。 ただし機械的な投稿は文言が一定なので、多くは7番か8番で拾われます。

基準を自分で変える

ここまでの基準に納得できないときのために、 収録済みアーカイブの詳細画面では次を全部その場で変えられます。詳細データを収録している配信が対象です。

変更するとその場で全件を計算し直します。 どのルールがどれだけ効いているかを内訳のグラフで確認しながら、 自分が納得できる「実質コメント」の定義を作ってみてください。

ランキングで使っている基準は、上に書いた初期設定のままです。 配信者ごとに条件を変えるようなことはしていません。 同じ物差しで測ることを優先しているので、 個別に見れば「これは違う」という判定が混ざります。

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